国家試験で出題される特殊染色のうち,「銀」を用いた染色について解説します!染色は覚えることが多いから大変(^-^;)
【更新履歴】
2022.2.13
・練習問題の問15において,答えが間違っていたので修正。
2023.12.30
・銀を用いた染色の表とゴロを修正しました。
各見出しの重要度は,過去の臨床検査技師国家試験(第52回~最新回まで)の出題率や覚えやすさなどを考慮して主観で表記しています。国家試験を受ける学生以外の方は無視してかまいません。
このページで紹介する染色法
- 渡辺の鍍銀法
- PAM染色
- Grocott染色
- Bodian染色
- Masson-Fontana染色
- Grimelius染色
- Kossa反応
渡辺の鍍銀法(重要度:★★★★☆)
基本事項
細網線維を対象とした染色法です。
[用いる銀液]
アンモニア銀 メセナミン銀 プロテイン銀 硝酸銀
渡辺の鍍銀法が有用な臓器・疾患は以下の2つです。
- 肝臓:組織構築の変化を見る。
- 癌と肉腫の鑑別:非上皮組織では細網線維が個々の細胞周囲を取り囲むのに対して,上皮組織では取り囲まないという特徴を利用。
パラフィン切片は厚いほうが好ましいです。
※通常のパラフィン切片の厚さは3~4μm
<厚め(通常の2~3倍程度:6~12μm)>
- 渡辺の鍍銀法(6~8μm)
- Grocott染色(4~6μm)
- Bodian染色(8~12μm)
- Klüver-Barrera染色(5~10μm)
<薄め(通常の1/3~1/2程度:1~2μm)>
- PAM染色
染色液と染色結果
染色液
- 過マンガン酸カリウム水溶液(酸化)
- シュウ酸水溶液(還元)
- 鉄ミョウバン水溶液(媒染)
- アンモニア銀液(鍍銀)
※硝酸銀+水酸化カリウム+アンモニア水 - 95%アルコール(分別)
- ホルマリン・鉄ミョウバン液(還元)
- 塩化金水溶液(鍍金)
- チオ硫酸ナトリウム水溶液(定着)
- ケルンエヒトロート or Mayerのhematoxylin(核染)
染色結果
- 細網線維=黒色(アンモニア銀)
- 膠原線維=赤色(アンモニア銀)
- 核=ピンク色 (ケルンエヒトロート)or 青紫色(Mayerのhematoxylin)
↑渡辺の鍍銀法(肝臓)
PAM染色(重要度:★★★★★)
基本事項
糸球体基底膜を対象とした染色です。
- azan染色(青色)
- Masson trichrome染色(青色)
- PAS染色(赤紫色)
- PAM染色(黒色)
[用いる銀液]
アンモニア銀 メセナミン銀 プロテイン銀 硝酸銀
染色に用いるパラフィン切片は薄くします。(≦2μm)
また,加温が必要です。
※通常のパラフィン切片の厚さは3~4μm
<厚め(通常の2~3倍程度:6~12μm)>
- 渡辺の鍍銀法(6~8μm)
- Grocott染色(4~6μm)
- Bodian染色(8~12μm)
- Klüver-Barrera染色(5~10μm)
<薄め(通常の1/3~1/2程度:1~2μm)>
- PAM染色
- PAM染色
- Grocott染色
- Bodian染色
- Grimelius染色
- SudanⅢ染色
- Klüver-Barrera染色
- Feulgen反応
- Warthin-Starry染色
- Masson-Fontana染色
「ぼくのパパとママ,ふぐ好きな悪い顔」と覚えましょう。
ぼ:Bodian染色
く:Klüver-Barrera染色
パパ:PAM染色
ママ:Masson-Fontana染色
ふ:Feulgen反応
ぐ:Grimelius染色・Grocott染色
好:SudanⅢ染色
悪い:Warthin-Starry染色
顔:加温
なお,「PAM」はperiodic acid methenamine silverの略です。
染色原理
糸球体基底膜に豊富に含まれる糖蛋白を過ヨウ素酸で酸化し,生じたアルデヒド基にメセナミン銀錯体が結合することによって染色されます。
なお,メセナミン銀錯体がschiff試薬に代わったものがPAS染色です。
染色液と染色結果
染色液
- メセナミン銀液
- 中性ホルマリン水溶液
- H-E染色
染色結果
- 腎糸球体基底膜=黒色(メセナミン銀)
↑PAM染色(腎臓)
Grocott染色(重要度:★★★★★)
基本事項
真菌を対象とした染色法です。
[用いる銀液]
アンモニア銀 メセナミン銀 プロテイン銀 硝酸銀
後染色にはライト緑液を用います。
染色に用いるパラフィン切片は厚くします。
※通常のパラフィン切片の厚さは3~4μm
<厚め(通常の2~3倍程度:6~12μm)>
- 渡辺の鍍銀法(6~8μm)
- Grocott染色(4~6μm)
- Bodian染色(8~12μm)
- Klüver-Barrera染色(5~10μm)
<薄め(通常の1/3~1/2程度:1~2μm)>
- PAM染色
染色液と染色結果
染色液
- メセナミン銀液
- ライト緑液
染色結果
- 真菌=黒色(メセナミン銀)
↑Grocott染色
Bodian染色(重要度:★★☆☆☆)
基本事項
神経原線維を対象とした染色法です。
[用いる銀液]
アンモニア銀 メセナミン銀 プロテイン銀 硝酸銀
染色に用いるパラフィン切片は厚くします。
※通常のパラフィン切片の厚さは3~4μm
<厚め(通常の2~3倍程度:6~12μm)>
- 渡辺の鍍銀法(6~8μm)
- Grocott染色(4~6μm)
- Bodian染色(8~12μm)
- Klüver-Barrera染色(5~10μm)
<薄め(通常の1/3~1/2程度:1~2μm)>
- PAM染色
染色液と染色結果
染色液
- プロテイン銀液
- ハイドロキノン・硫酸ナトリウム液
染色結果
- 神経原線維・軸索・樹状突起=赤褐色~黒褐色(プロテイン銀)
Masson-Fontana染色(重要度:★★★☆☆)
基本事項
メラニン色素・神経内分泌細胞を対象とした染色法です。
心筋にあるリポフスチン顆粒も染まります。
[用いる銀液]
アンモニア銀 メセナミン銀 プロテイン銀 硝酸銀
- Masson-Fontana染色
- PAS染色
- Schmorl反応
染色液と染色結果
染色液
- アンモニア銀液
- ケルンエヒトロート
染色結果
- メラニン顆粒・神経内分泌顆粒・リポフスチン顆粒=黒褐色(アンモニア銀)
- 核=ピンク色(ケルンエヒトロート)
Grimelius染色(重要度:★★★☆☆)
基本事項
神経内分泌細胞を対象とした染色法です。
例)膵Langerhans島A細胞・消化管カルチノイドなど
[用いる銀液]
アンモニア銀 メセナミン銀 プロテイン銀 硝酸銀
染色液と染色結果
染色液
- 硝酸銀
- ヒドロキノン・亜硫酸ナトリウム液
- ケルンエヒトロート
染色結果
- 神経内分泌細胞=黒褐色(硝酸銀)
- 核=ピンク色(ケルンエヒトロート)
Kossa反応(重要度:★☆☆☆☆)
基本事項
石灰化物質を対象とした染色法です。
[用いる銀液]
アンモニア銀 メセナミン銀 プロテイン銀 硝酸銀
染色液と染色結果
染色液
- 硝酸銀
- ケルンエヒトロート
染色結果
- 石灰化物質(カルシウム)=黒褐色(硝酸銀)
- 核=ピンク色(ケルンエヒトロート)
銀染色まとめ(重要度:★★★★★)
練習問題
問1 腎生検の特殊染色標本を示す。使用されている試薬はどれか。(第52回臨床検査技師国家試験pm30)
1.アルコール銀液
2.アンモニア銀液
3.ピリジン・アンモニア銀液
4.プロテイン銀液
5.メセナミン銀液
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解答:5
腎糸球体基底膜を見たら,取り敢えず4つの染色法を思い出しましょう。
→azan染色・Masson trichrome染色・PAS染色・PAM染色
後は,基底膜の色で判断しましょう。今回は黒色に染まっているため,PAM染色が考えられます。PAM染色では,メセナミン銀液を用いるため,5が正解です。
1.誤り。
2.誤り。
3.誤り。
4.誤り。
5.正しい。
問2 渡辺の鍍銀法に用いないのはどれか。(第53回臨床検査技師国家試験pm91)
1.過マンガン酸カリウム
2.水酸化カリウム
3.鉄ミョウバン
4.ホルマリン
5.硫酸ナトリウム
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解答:5
難問。試薬を覚えていないとまず正解できません。
1.誤り。酸化に用いられます。
2.誤り。アンモニア銀液作製に用いられます。
3.誤り。媒染や還元に用いられます。
4.誤り。還元に用いられます。
5.正しい。チオ硫酸ナトリウムは定着に用いられますが,硫酸ナトリウムは用いられません。
問3 硝酸銀を使う染色はどれか。2つ選べ。(第53回臨床検査技師国家試験pm92)
1.Kossa反応
2.Bodian染色
3.Masson-Fontana染色
4.DOPA反応
5.PTAH染色
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解答:1・3
1.正しい。
2.誤り。プロテイン銀液を用います。
3.正しい。Masson-Fontana染色ではアンモニア銀を用いますが,そのアンモニア銀を作製するために硝酸銀を用います。
4.誤り。
5.誤り。
問4 ニューモシスチス肺炎(旧:カリニ肺炎)の病原体の検出に有用な染色はどれか。(第53回臨床検査技師国家試験pm93)
1.Alcian blue染色
2.orcein染色
3.Grocott染色
4.Masson染色
5.PAS染色
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解答:3
Pneumocystis jiroveciiは真菌であるため,真菌の染色法を選択すればOKです。
1.誤り。
2.誤り。
3.正しい。
4.誤り。
5.誤り。PAS染色も真菌の染色法ですが,Pneumocystis jiroveciiだけは例外的に染色できません。
問5 腎生検での染色法と観察する構造の組み合わせで正しいのはどれか。(第54回臨床検査技師国家試験pm55)
1.Masson trichrome染色=赤血球
2.van Gieson染色=メサンギウム領域
3.DOPA反応=血栓
4.PAM染色=糸球体基底膜
5.PTAH染色=血管構造
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解答:4
1.誤り。Masson trichrome染色も糸球体基底膜を対象とします。
2.誤り。
3.誤り
4.正しい。
5.誤り。PTAH染色は微小血栓の探索に用いられます。
問6 加温して行うのはどれか。(第56回臨床検査技師国家試験pm51)
1.PAM染色
2.PAS染色
3.PTAH染色
4.Alcian blue染色
5.Masson trichrome染色
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解答:1
加温が必要な染色法は以下の8つです。
・(ぼ)Bodian染色
・(く)Klüver-Barrera染色
・(パパ)PAM染色
・(ふ)Feulgen反応
・(ぐ)Grocott染色・Grimelius染色
・(好)SudanⅢ染色
・(悪)Warthin-Starry染色
1.正しい。
2.誤り。
3.誤り。
4.誤り。
5.誤り。
問7 メセナミン銀液を使用するのはどれか。2つ選べ。(第56回臨床検査技師国家試験pm53)
1.鍍銀法
2.PAM染色
3.Bodian染色
4.Grocott染色
5.Grimelius染色
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解答:2・4
1.誤り。アンモニア銀液を使用します。
2.正しい。
3.誤り。プロテイン銀液を使用します。
4.正しい。
5.誤り。硝酸銀液を使用します。
問8 肝組織標本を示す。染色法はどれか。(第58回臨床検査技師国家試験pm52)
1.azan染色
2.elastica van Gieson染色
3.Masson trichrome染色
4.PTAH染色
5.渡辺鍍銀法
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解答:5
肝臓を対象ということと,染色の色合いから簡単に答えを導き出せます。
1.誤り。azan染色であれば青色があるはずです。
2.誤り。elastica van Gieson染色はあまり用いられません。色合いも異なります。
3.誤り。Masson trichrome染色であれば青色があるはずです。
4.誤り。PTAH染色はあまり用いられません。色合いも異なります。
5.正しい。色合い(細網線維が黒色に染まっていること)から最も妥当だと考えられます。
問9 硝酸銀を使用するのはどれか。2つ選べ。(第59回臨床検査技師国家試験am54)
1.Bodian染色
2.elastica van Gieson染色
3.Grimelius染色
4.Grocott染色
5.Masson trichrome染色
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解答:3・4
1.誤り。プロテイン銀液を使用します。
2.誤り。
3.正しい。
4.正しい。
5.誤り。
問10 内分泌細胞の染色法はどれか。2つ選べ。(第59回臨床検査技師国家試験pm53)
1.Berlin blue染色
2.Grimelius染色
3.Kossa反応
4.Masson-Fontana染色
5.Victoria blue染色
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解答:2・4
1.誤り。3価鉄やアスベスト小体の染色法です。
2.正しい。
3.誤り。石灰化物の染色法です。
4.正しい。
5.誤り。弾性線維やHBs抗原の染色法です。
問11 腎臓の染色標本を示す。染色法はどれか。(第61回臨床検査技師国家試験am53)
1.azan染色
2.Bodian染色
3.Congo red染色
4.elastica van Gieson染色
5.PAM染色
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解答:5
腎糸球体基底膜を見たら,取り敢えず4つの染色法を思い出しましょう。
→azan染色・Masson trichrome染色・PAS染色・PAM染色
後は,基底膜の色で判断しましょう。今回は黒色に染まっているため,PAM染色が考えられます。
1.誤り。azan染色であれば青色に染まります。
2.誤り。糸球体基底膜の染色には用いられません。
3.誤り。アミロイド検索のために用いられることがありますが,アミロイドは赤色に染まり,今回の画像からは認められないので否定的です。
4.誤り。糸球体基底膜の染色には用いられません。
5.正しい。
問12 肺病変部の染色標本を示す。染色法はどれか。(第61回臨床検査技師国家試験pm54)
1.Feulgen反応
2.Bodian染色
3.Grocott染色
4.mucicarmine染色
5.渡辺の鍍銀法
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解答:3
画像では真菌が確認できます。真菌の染色法はGrocott染色なので,3が正解です。なお,色合い(緑+黒)からでも3を選択可能です。
1.誤り。
2.誤り。
3.正しい。
4.誤り。
5.誤り。
問13 腎臓の糸球体基底膜を観察するための染色法として適切なのはどれか。(第62回臨床検査技師国家試験pm51)
1.PAM染色
2.orcein染色
3.Giemsa染色
4.Alcian blue染色
5.Victoria blue染色
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解答:1
この問題は飽きるほどよく出題されますね……。
腎糸球体基底膜と聞いたら,取り敢えず4つの染色法を思い出しましょう。
→azan染色・Masson trichrome染色・PAS染色・PAM染色
1.正しい。
2.誤り。弾性線維やHBs抗原の染色法です。
3.誤り。血液細胞やHelicobacter pyloriの染色法です。
4.誤り。酸性粘液多糖類や酸性粘液の染色法です。
5.誤り。弾性線維やHBs抗原の染色法です。
問14 腎臓の染色標本を示す。染色法はどれか。(第63回臨床検査技師国家試験am53)
1.PAS染色
2.azan染色
3.PAM染色
4.Masson trichrome染色
5.elastica van Gieson染色
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解答:3
またまた同じ問題です。
腎糸球体基底膜を見たら,取り敢えず4つの染色法を思い出しましょう。
→azan染色・Masson trichrome染色・PAS染色・PAM染色
後は,基底膜の色で判断しましょう。今回は黒色に染まっているため,PAM染色が考えられます。
1.誤り。PAS染色では赤紫色に染まります。
2.誤り。azan染色では青色に染まります。
3.正しい。
4.誤り。Masson trichrome染色では青色に染まります。
5.誤り。糸球体基底膜の染色には用いられません。
問15 渡辺の鍍銀法の染色標本を示す。臓器はどれか。(第63回臨床検査技師国家試験pm52)
1.肺
2.肝臓
3.腎臓
4.大腸
5.リンパ節
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解答:2
病理が得意であれば画像を見れば大体臓器がわかりますが,病理が苦手でも,渡辺の鍍銀法がわかっていれば解けます。渡辺の鍍銀法を用いる主な臓器は肝臓と覚えておきましょう。
1.誤り。
2.正しい。
3.誤り。
4.誤り。
5.誤り。
問16 皮膚のH-E染色標本を示す。組織内の褐色色素を証明する染色法はどれか。(第63回臨床検査技師国家試験pm53)
1.PTAH染色
2.Grimelius染色
3.Congo red染色
4.Berlin blue染色
5.Masson-Fontana染色
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解答:5
皮膚の色素といえばメラニンですね。後は,メラニンを対象とした染色を選べばOKです。
1.誤り。横紋やフィブリンを対象とした染色法です。
2.誤り。神経内分泌細胞を対象とした染色法です。
3.誤り。アミロイドを対象とした染色法です。
4.誤り。3価鉄やアスベスト小体の染色法です。
5.正しい。
問17 アンモニア銀を用いる染色法はどれか。2つ選べ。(第64回臨床検査技師国家試験pm51)
1.PAM染色
2.Kossa反応
3.渡辺の鍍銀法
4.Grimelius染色
5.Masson-Fontana染色
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解答:3・5
1.誤り。メセナミン銀を用います。
2.誤り。硝酸銀を用います。
3.正しい。
4.誤り。硝酸銀を用います。
5.正しい。
問18 肺の特殊染色標本を示す。染色法はどれか。(第64回臨床検査技師国家試験pm53)
1.Gram染色
2.orcein染色
3.Giemsa染色
4.Grocott染色
5.mucicarmine染色
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解答:4
画像では真菌が確認できます。真菌の染色法はGrocott染色なので,4が正解です。なお,色合い(緑+黒)からでも4を選択可能です。
1.誤り。
2.誤り。
3.誤り。
4.正しい。
5.誤り。
コメント
突然コメント失礼します。
最後の鉄染色まとめの所の画像?で、Masson-fontana染色は加温×になっていますが、加温するのでは?と思いコメント致しました。
返信お待ちしております。
いつも本当に参考にさせて頂いてますm(_ _)m
【覚えておきたい!加温が必要な特殊染色】にMasson – Fontana 染色も追加して欲しいです。
朝からさん
あさん
コメントありがとうございます。今年の国試の問題(69pm57)で出題されたものですね。
私のときはMasson-Fontana染色は加温必要なしと習っていましたが,国家試験で必要とされていたので表とゴロを変更しました。ご指摘ありがとうございます。
ありがたく拝見しております。問15の解答は、1になってますが、
2の肝臓で良いのですか?
とても参考にしておりますね。
コメントありがとうございます。
該当箇所を修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。